のろしは火煙を放って外敵の侵入を

急報するための施設。

古代の「軍防令(りよう)」では、九州の大宰府(だざいふ)と京師(けいし)との間に約25キロごとに烽(ぶう)(土布比(とぶひ)=飛火)を設け、これに烽長(ぶうちよう)・烽子(ぶうし)を配置し、鉄製の籠(かご)の上に置いた火炬(かこ)に点火し、昼は煙をあげ夜は火炎を放って、先の烽へリレー式に伝達した。

火炬は干した葦(あし)を芯(しん)にし、これに干し草や生柴(なましば)を巻いて縛り付け、松明(たいまつ)を差し込んでつくられ、状況によって炬数が規定されていた。

一般的に世界観はある統一的

観点からする世界の全体把握をいう。

世界観といえば、世界の外側にたって、これを対象的に眺め、理解することのように思われるかもしれないが、そうではない。

真の意味における世界の包括的理解を志すならば、そのようにみている自分自身の主体的なあり方を含めて問題にせざるをえない。

どれほど超越的な視点から世界をみている者でも、彼自身世界を構成する一部分であることにかわりはないからである。

世界観を形成する人間もまた現実の世界の動きに巻き込まれて存在するのであり、彼はつくることによって世界をみ、逆にまた世界をみることによってつくってゆく。

歴史的現実のなかから世界観は生まれるが、世界観はまた歴史をつくりかえてゆくものである。

この意味において、世界観における主体的・実践的契機がしばしば強調されることになる。

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